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2009年 12月 08日
卒論の採点結果が、学校から今日メールで知らされました。
なんと、90点!!! 最後1ヶ月は遊びに来ていた友人に振り回され(?)、あちこち移動しながら、 カナリヤ諸島とか旅先で仕上げた卒論で、指導教授に申し訳ない! と思いつつ提出した卒論でした。 んが、想像以上の結果に、感動です。 さらに指導教授は別途メールで、「卒論は8000文字に短くまとめなして、 アカデミックジャーナルに投稿してみなさい。」とも勧めてくれました。 さらにさらに、以前書いた自殺のペーパーについても、「手直しして、 投稿してみたら?必要なら共同筆者になってもいいから」とまで、 おっしゃってくれました!! 恐れ多い! 有難い!! うちの学校は、学校自体はめちゃくちゃでしたが、 本当に指導教授2名に恵まれました。 二人とも素晴らしいHumanityと包容力、そしてCritical mindsの持ち主で、 まさに師でした。 一つ感動したのは、10年以上前に読んで感動したジェンダー関連の本が数冊 あるのですが、そのうち1冊の著者がなんと、うちの学校のジェンダー学科で 以前教えていたことです。これはオランダに来てから発見したのですが、 本当に驚きでした。しかも、私の指導教授のうち1人が彼女の愛弟子だった! これを知った時は、何かこう、一つサークルをぐるりと回ってオリジナルポイントに 戻ったような感動を覚えました。 その本は、ジェンダー界に「彗星のように現れ、流れ星のように(あっという間に) 消えた」と言われるマリア・ミースの「国際分業と女性-進行する主婦化」です。 95年に書かれ、日本では97年に訳されてます。 今でこそ、行過ぎた資本主義、グローバライゼーションは批判されていますが、 資本主義・ネオ・リベラル経済が行け行けドンドンだった90年代に、素晴らしい 分析と批判を繰り広げています。 ちなみに10年以上前に読んで、今も心に残る本のもう一冊は、トリン・T・ミンハの 「女性、ネィティヴ、他者」です。これも良かった!!そしてこの本に流れる主張は、 今回の私の卒論のバックボーンにあったような気がします。(彼女は確かバークレー で教えているような・・。) 思い返すと、卒論執筆は今までバラバラだった開発や思想についての疑問が 総ざらい・整理できた、すごくよい経験だったと思います。 なんかこうすっきりしました。なんかこう何がなんで嫌いかが分かり、 説明できるようになったというか・・。笑。 卒論のAcknowledgement に書いたのは、 I would like to thank my supervisors for their guidance, encouragement and trust in me, and most of all for introducing me a new map and lens to see the world differently and equipping me with a language to express my understanding of world. I also thank all the compañeras and compañeros in Latin America and Japan who generously shared with me so much of their lives. Without you, I would not have come back to study Gender and Development. ということで、私も来年はいわゆるジャスフォー。 30代最後の締めとしては、学校に戻れて良かったな、と心から思います。 そして、そろそろMy Own Developmentなんて言っている場合じゃない かもとも思い始め・・・。 ってことで、節目の良いこのあたりで、このブログは閉じようと思います。 次は40-something and fabulousとか、思いっきり強気なブログを 開いてみようかしら?などと思いつつ、今までお付き合いくださった皆様、 本当にありがとうございました。 最後に私の指導教授のオフィスの扉に張ってあった格言を、 これからの自分自身に言い聞かせるつもりで、載せておきます。 Mind is like a parachute. They work only when they are open. #
by nomadm
| 2009-12-08 23:40
| オランダ
2009年 12月 05日
いやいやようやく無事、帰国しました。 って言っても3週間くらい前に帰国していたんですが、 どうにもこうにも風邪でダウンで寝たっきりでした。 10月中は友人はやってくるわでバタバタし、そのままバタバタしたまま オランダを10月30日に出国し、その後あちこちヨーロッパ内を ウロウロしながら卒論を仕上げ(ほとんど自暴自棄)、11月11日の 締め切りにギリギリメールで提出!いやぁーよくがんばった。 卒論については、次回ゆっくり書くとして、今回は最後卒論を書きながら これまた最後ギリギリで観光した、オランダの写真を載せてみたいと思います。 やはりオランダと言えば風車。これはゴーダチーズで有名な、ゴーダの風車。風車の周囲に張り出されているテラスで、勝手にピクニックもしてみたりしました。 突然思いついたピクニックなので、スーパーで買ったワインと、へーリングとか言うオランダ名物の生にしんの酢漬けと、ゴーダチーズ! 運河横の青空市場で、牡蠣を買って食べたりもしました。(食べてばっか)。この牡蠣、その場で開けてくれて、一つ1ユーロ!あっこれはライデンだったかな。 うまいっす。 運河も情緒があって、とってもきれい。 こんな自転車もそこここに。オランダらしい。 オランダ花屋さんだって、チューリップ一辺倒ではなく、こんな渋い花屋さんもあります。 #
by nomadm
| 2009-12-05 11:14
| オランダ
2009年 10月 24日
ということで、オランダで大好きだった青空市場。果物も野菜も、とにかく安い! オリーブやナッツ類も中東系の人達が売っていて安かったです。 自転車で13分くらいかなー。週4回開かれていて、魚介類も豊富! オランダを離れたら、きっと懐かしくなるものの一つですね。 #
by nomadm
| 2009-10-24 04:31
| オランダ
2009年 10月 08日
人生って皮肉・・・って思うのは、
仕事をしている時は、途上国に住んでいて、 おしゃれな格好なんてしたら、「襲って下さい」と頼んでいるようなものなので、 全くおしゃれできず、 皆がうっとりするほどおしゃれなヨーロッパの街に住んでいる時は、 収入の無い学生!! おしゃれなお店も指をくわえて、見てるだけ。 自慢じゃないけど、オランダで100ユーロ以上の衣類は買ったことが無い! (H&Mさま、ありがとー!あとは古着屋さん万歳!) 最初の頃は、働いてた頃の調子で買って腐らせていた食料品も、 今じゃ滅多に腐らせない! そのコツは、奥さん、買い物の日を延ばすことでっせ。 そろそろ青空市場に行こうかなー、って思っても、 いや今日ではなく明日、明日ではなく、明後日、 と少しずつ延ばしていくとですね、 奥さん、冷蔵庫がきれいに空っぽになるんですよ。 それからようやく買い物に行くと、腐らせることも無い! あっもうこんなこと、とっくに知ってました? キュウリも蜂蜜塗って食べるとメロンみたいだしね、って違うか。 でも冷蔵庫の食品をきれいに食べた時の達成感て、かなり 大きいです。 なんてことに達成感を感じていては、いけないですよね。 ほらほら、そろそろ仕事を探さないとね。。。怖いわ! この真ん中の、花柄のもの、何だと思いますか? なんと自転車のサドルカバーです。わりとポピュラーでよく見かけます。 オランダ人、ずばりビニールのサイケ柄小物、好きです。 おまけ。トイレのカバー屋さん。これって売れているのか不明。 オランダもあと少し、と思うと、せっせと写真もアップしちゃいます。 #
by nomadM
| 2009-10-08 05:48
| オランダ
2009年 10月 05日
いよいようちの学校にも豚インフル患者がでました!
のに、あっという間に学校に戻ってきました・・。 どうもオランダのお医者さんからは、 「一週間後に調子がよければ、学校へ行ってもいい」と許可が出たそうです。 どうも、オランダ医療界って、全体に何事もリラックスしているのかしら・・? ちなみに、オランダでは豚インフルと呼ぶと、養豚農家に失礼ということで、 「メキシコ風邪」と呼ばれています・・・。 もちろん、途上国の生徒が8割を占めるうちの学校では、 「すっげぇー人種差別!」「メキシコ人より豚に気を使うのか!?」 と非難ゴウゴウ。確かに近所の豚より、遠くのメキシコ人、に責任転嫁、 って感じもします。。。。 (うちの学校の前の運河。右手に見える塔は、女王様の厩舎の建物です。そう うちの学校は女王様の厩舎の前にあります。よく朝出勤するキンキラキンの4等だての 馬車がガラガラ出て行くところに、鉢合せします。この運河も冬には凍りました。) #
by nomadM
| 2009-10-05 04:56
| オランダ
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