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2009年 10月 01日
最近、幸せって何?って思う小さい出来事が続きました。
(いや、本当に小さい出来事です・・・) 昨日昼ごはんを作りに、寮のキッチンに行くと、新入生のコロンビア人の子が 昼ごはんをつくってました。 なんと、ステーキ肉の横には赤ワインのビンが! 「今日は授業ないの?」 と恐る恐る聞くと(だって他の新入生は課題図書の量に泣いている。) 「午前で終わり~。午後は青空市場に行って、夕方はサッカー♪」と嬉しそう。 「雨降りそうだよ」 「雨にぬれたって溶けないよ~」 「自転車貸したあげようか。行きかた分かる?」 「あっ自転車いいねぇ。でも行き方は適当に道で聞くから大丈夫。 俺、道に迷っても全然気になんないから。(にや)」 なんつうか、ラテンですな。 確かコロンビアは、幸せ度世界一位の国です。(被調査者自己申告制で。) これだよ、これ、あんな大変なことに国がなってても、この感覚で幸せなんだな、と。 そして、先日フィリピン人の友人達と、マニラの洪水の話で、 彼女の旦那さんの家が土砂の下敷きになったという話をしてました。 いつもまさに太陽のように明るい彼女が、さすがに目潤ませ、 「旦那のコレクションのCDが、無くなっちゃって・・」(>そこかい!) などと涙ぐんだのも一瞬、 「でもさー、テレビのニュース見てたら、子供たちが電柱の上から水に 飛び込みしててさ、すっごい楽しそうなの。フリップバックとかで、何度も 飛び込んでてね、あはは」だって。 さすが、フィリピン人!! 今日サモアの津波のニュースを見ていたら、やっぱり人間老後の貯金も 大切だけど、物ってのはいつか無くなる、健康も無くなる、今を楽しむのが 大切なんだろうな・・・、幸せってそいういうものかな、って思いました。 ちなみに、経済の先生が、このまま株市場が下落し続ければ、世界中の 年金制度は10数年で破綻だと、大宣言。もう、これからは世界中が、フィリピン、 コロンビアのように「今を生きる」になるのでしょうか。 でも、今みたいな高度な資本主義経済が無かったころは、 みんな今を生きてたんでしょうね。 (あー、またうちの学校っぽく、しめてしまった!) #
by nomadM
| 2009-10-01 16:56
| オランダ
2009年 09月 28日
金曜日に無事、卒論のドラフト・プレゼンテーションが終わりました。
指導教授二人と、コメントをくれる学友2名の前での、ドラフト発表。 どうしようかなぁーなんて思っていた箇所の進め方を、アドバイスして もらったり、なかなか貴重で助かり、思っていた以上に楽しめる 機会でした。 ということで、週末はリラックス。 友人達と食事をしたり、青空市場に行ったり、ゆっくりしました。 また今週は、ちょっと集中して卒論を進めます。 (通学途中の児童図書の本屋さん。すっごく可愛くて、見ているだけでうっとり。 日本語だったら、お土産に買いまくっちゃうのに、みんなオランダ語・・・。 児童図書の翻訳ってどうかしら?って思って、あっ日本は少子化か・・・と市場の 小ささにがっくり。でも新政府の少子化対策に期待♪?) #
by nomadm
| 2009-09-28 02:09
| オランダ
2009年 09月 20日
行きます。
今日は思いっきりハリウッド、マニアックねた・・・。 卒論もちょっとお休みして、今日はダラダラと過ごそうと、 映画ビデオサイトへ。 で、何気にビデオアクセスランキングを見ると、結構80Sが 健闘していて、Stand By Me と Breakfast Club 両方堂々のトップ10入り! で思わずBreakfast Clubを見出したら、もう止まらない。 The movie defined the entire generation とまで言われる、私達の世代にとっては本当に珠玉の青春映画。 というか永遠のクラシックですよね、これ。 10代でこの映画を見れた私たちは、本当にラッキーだったよなーと 鳥肌を立てつつ見ていたわけです。 当時アメリカの映画館でも皆セリフを暗記していて、 周りの観客がスクリーンに向かって セリフを合唱していたのも、今思うと懐かしい。 この映画と「ライ麦畑で捕まえて」は、高校時代に出会い、めちゃくちゃ 好きだったという、今思えばとても分かりやすい 反抗期ティーンエージャーだったなぁと。 その後、そうそうPretty in Pink もサントラが良かったよなぁ、と思って これも探しだし、 あぁーーーー懐かしい! 脳内センチメンタルジャーニーが止まらない!状態に。 で、サントラのOMDの泣かせる名曲If you leave を聴きながら、 (私の世代なら、この曲聴くだけで、Pretty in Pink のめくるめくラストシーンを 思い出し、キュンとくるはずです!) Pretty in PinkのViewer Comment 欄を読んでいたら、 「この映画が本当に心に残るのは、もてない男子Durkyがいくらがんばっても 結局はモーリーの心をつかめないからだ。 だから世の男性はこの映画はいつ見ても切なくなる」とあって、 へぇーこれって完璧Girly movie(女子用映画)だと思っていたので、 男子も見て、切なかったんだぁーと感心ししつつ、コメントを読み進んでいくと、 ななんと次のコメントに、「Durkyは、Two and a half menでもう少しましな 扱いを受けていいのでは?」というのを読んで 愕然。 Two and a half men のあのめちゃくちゃ冴えない弟は・・・・・ Durkyだったんだぁーー!!!!!! Two and a half menは大好きで、ずっと見てたけど、ずっと気づかなかったよ・・・。 一方、Pretty in Pinkでモーリーを、Durkyから奪う、いいとこボンボンの 色男役のアンドリューマッカーシーは、現在もSex and Cityの製作メンバーが 作るLipstick Jungleでやっぱりいけいけい億万長者役をやってます。 多少太ったことを除けば、今も結構いい男。 やはり、あの映画のままの現在を生きる二人って感じ。 私は断然負け犬好きで、エースを狙えなら、藤堂さんより尾崎さん、 宇宙戦艦ヤマトなら、古代君より島君というタイプなので、振られてしまう 貧乏で車も無くて自転車に乗っている、いけていないDurkyのほうが、 アンドリューマッカーシーよりいいよなぁーと 思っていたのですが、なんか、彼の現在を知ってしまった今、 なんかPritty in Pink の脳内センチメンタルジャーには 一気に吹っ飛んでしまいました。 その点Breakfast clubの皆さんは、あんまりその後売れていないので、 かえって夢を箱入りできていいのかもしれない・・・・。 今回のこのマニアックな話に、どれだけの人が一緒に驚愕して頂けたのか不安ですが、一応上のビデオがPretty in PinkのDurky君です。切ない表情なんか、演技も上手で負け犬好きにはたまらない。 ちなみにファッションも80sが流行る今、なんか古く感じないから不思議。 これが、今のDurky君、Two and a half menのJake です・・・。すみません、誰かのSweetな思い出を壊してしまったでしょうか・・? #
by nomadm
| 2009-09-20 06:56
| オランダ
2009年 09月 17日
オランダで病院に行くには、
まずfamily doctorとかGP (General Physician)と呼ばれる、かかりつけの一般医に行き、病状を訴え、GPの紹介状を持って初めて専門医、もしくは病院に行けるシステムになってます。 これ、ずばりものすごく面倒くさいし、ものすごく不便で、私は大嫌い! っていうか好きな人はいない。 だって目医者も皮膚科も、保険を使いたかったら直接は行けないわけです。 うちの学校の場合、GPが毎週一回来てくれるので、彼に病状をまず説明して、専門医に回してもらいます。 んが、この先生、ずばり生徒が入っている医療保険会社の回し者。 とにかく何が何でも、絶対に生徒を病院に回さないとい固い医師が感じられる医療へのゲートキーパー。 どんなに何を訴えても、「水飲みなさい」の一言で片付ける。 (生徒の間では、「水飲みドクター」と密かに呼ばれている・・) 特に婦人科系の訴えは、何を訴えても「よくあることです」で一蹴され、誰一人として専門医に回してもらえていない状況。 で、この間うちの学校でなんと結核患者がでたのよ! で彼女が言うには、なんでも何度も何度もこの水飲みGPに咳を訴えたのに、 「水のみなさい。飴なめなさい。」で片付けられていたそうだ。 で、オランダはなんでも医療保険が民間化されたので、だいたいほかもこんな感じらしいです。 しかもですね、民営化の影響はもっとすごくて、救急車も有料サービスなんですが、 病院側が「救急車の必要はなかった」って判断をすると、 保険会社が救急車代を支払ってくれないらしいんです。 で、先日尿道炎になった生徒が、ものすごく苦しくて学校の受付の人に「救急車を呼んでください」と頼んだら、「悪いこと言わないから、タクシー乗りなさい。保険会社って病気の場合、ほとんど救急車代支払ったためしがないから」って、言われて自腹でタクシー。 その後、病院で車寄せから病院受付まで自力で歩けなかった彼女が、 付き添いの友人に「車椅子取ってきて」と頼み、友人が車椅子を探しに行くと、 病院内のロビーに車椅子は鎖でつながれてて、コインを入れないと 取り外せないようになっていたそうです(アメリカの空港のカートみたいな感じ?)。 あいにく友人はコインの持ち合わせが無く、彼女は友人に担がれて病院に入ったそうだ。 さらに!彼女が本当に辛くて今夜は病院に泊まらせてくれと頼むと、 「いいや、この程度なら帰りなさい」と帰されたそうですが、 翌日本当に辛くて、もう一度病院に行ったら、ようやく3日間入院させてくれて点滴を受けたそうです。 すごっ! さらに先日43歳でオランダで子供を産んだって人と話してたら、 「私の年で産道が開くわけ無いのに、12時間ばっちり死ぬほど 苦しんでからようやく帝王切開。 オランダはね、絶対すぐには帝王切開してくれないのよ。」とのことだ・・・。 今オバマ大統領も医療保険制度改正でかなり議会でもめてますが、 やっぱりSingle payer(全員保険加入制度?)はダメらしいですね。 いつも思うのですが、日本の保険制度は、いろいろ言われてますが、素晴らしいと思います。 おかしいと思ったらすぐ自分で、専門医に行けて、誰もがある程度の医療サービスを受けられる国民保険は、早期発見、予防という点でも実はものすごく有難いシステムです。 #
by nomadm
| 2009-09-17 19:33
| オランダ
2009年 09月 04日
あっと言う間だったエクアドルも無事終了して、再びハーグに戻ってきました。 しかし久しぶりに1ヶ月集中して仕事をしたら、すっかり燃えカスになってしまい、 卒論はしばらく見たくない状況・・・。 あー本当に卒業できるのかしら。 しかし、仕事の合間を縫って2~3人の人に卒論の為のインタビューもしたのですが、 たまたまうちの学校のジェンダーの卒業生がいて、その人と話すと、ツーっと 話が合うのに感動しました。同じジェンダーの人と会っていても、こうピタリと 話が合うことは少ないので、へぇーやっぱり同じ学校なんだなぁ、と感動しました。 今回、仕事の点でも卒論の点でも、個人的に勉強になったのは、 ジェンダーとintercultureの交差点です。 南アメリカ大陸の先住民族の女性は、外国(主にスペイン)から 押し付けられた(と少なくとも彼女達は感じている)「ジェンダー」という 概念にものすごく抵抗を感じているのは、 なんとなくあちこちで読んでいましたが、今回エクアドルでもその点を初めて 体験して、なるほどと思いました。 メキシコのサパティスタの女性による、西洋のフェミニストに対しての名言で、 「We are not your past, you are not our future」 というのがありますが、これはジェンダーのみじゃなくて、全ての開発行為に 対して言えることでしょう。 そんなこんなで、最後はちょっと風邪を引いたりもしましたが、友人が 「飛行機で食べるように」とおにぎりを買ってきてくれた心遣いに感動! ありがとぅ~。 飛行機内の暗闇で、海苔をバリバリ音させながら、食べたよ~。 あれが無かったら、きっとハーグまでたどり着けなかった! 本当に、最初から最後まで、お世話になりました。 #
by nomadm
| 2009-09-04 05:22
| 旅先
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